撮る、選ぶ、プリントする。これを繰り返している。楽しいから。夢中になれるから。写真について深く考えず、被写体と向き合ってきた。被写体と向き合うのに余計な思索は不要だと思う。その信念は変わらない。

だが、"写真とどう向き合うか"とか、"どう写真制作というものに取り組んでいくのか"は考えてもいいような気がしてきた。写真のどこに楽しみを見出しているのか。写真の何に惹きつけられているのか。写真は僕にとってどのような存在になったのか。考えようとすれば、キリがなく、深くて長い道のりだろう。でも、それに挑んでいく。

それでなにかが変わるかもしれないから。
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極めて久しぶりのブログ更新です。存在を忘れかけていたと言ってもいいくらい。 
タイトルのようにはなっていない毎日。仕事、育児や家事が優先で写真は優先順位が低くなっている。

と言っても、スマホで写真を撮ろうと思えば、いくらでも撮れる。優先順位が下がっているのは”カメラ”だ。ただ、あとあとプリントすることを考えるとスマホでとった写真はやはり厳しい。高画質でもないしjpgなのでレタッチ許容範囲が非常に狭い。

最新のスマホにすればRawも撮れるみたいだ。画素数もかなり高い。じゃぁ、機種変するか。いや金銭的にそれは辛いぞ。それにスマホだと撮った感がない。撮った感も欲しい。欲張りだな自分。 
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ライカといえばレンジファインダーのM型が有名ですが、一眼レフのR型も出していたんですよ。

それに、現行のデジタルカメラでもライカ Sは一眼レフですね。ただ、中判デジタルでライカなので、超絶お高いです。

ライカSは中判の中でも珍しく30mmx45mmの2:3のフォーマットのセンサーを使ってます。他者は645のフィルムフォーマットに習って3:4のセンサーがほとんどです。

こういうところにライカはこだわっちゃうんですね。そして、商品化できちゃうんですね。そこがすごい。

独自設計のセンサーなんてコストが高くなるのに、ライカの伝統を守る方を優先する。でも、それがまたストーリーとしてブランドロイヤリティを高めるんでしょうねぇ。

中判だったら67が好きなので、645で撮って左右を削るほうが好みです。ライカ Sとはご縁は無いでしょう。

ライカRシリーズはR8、R9は独自デザインのどでかくて重いカメラになりました。二台持ちしたために、腰やられました。甘く見てました。あの頃の腰の状態に戻りたい…。
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雨が続く。
雨が続くとあまり撮影に出ない。

でも、雨だから撮れる写真がある。
雨の雫、霞んだ空、そういったものが晴天の時とは異なるイメージを作り出してくれる。

僕はなかなかそういったものが撮れない。
そう言っていると撮れることは永遠にないので、試しにシャッターを切ってみる。

最初からうまくいくはずはないのだから、まずはやってみる。
次に、またやってみる。

そうしたら、雨が好きになるかもしれない。

 
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全部が全部ゴミではないと思う。ただ、多くの人からは「ゴミ」「古いもの」「ボロいもの」と認知されるものばかり。

あるいは、ツタ、雲、セミの抜け殻(僕も撮ったりするけどね…)。

本当にそれが内的な動機の発現や外界からの刺戟に対する反応なのだろうか?

誰かかから植え付けられた価値観で撮っていないか?独自の視覚世界を創るといいながら、そこに向かって走っているのかい?

いい加減そこから抜け出しなよ。日本の写真なんてほとんどつまらないんだ。もっと世界へ飛び出さないと。

森山やアラーキーに憧れて、同じようなことをやったところで二番煎じだし、彼らを超えられるとでも?

人生の予定調和を少し壊してみなよ。新しい視界が広がるからさ。平日に仕事して、週末に写真撮るなんて、何も出来やしないさ。
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